【新唐人2015年06月25日】韓国で感染が広がっているMERSコロナウイルスによる死者が新たに増え、29人になりました。そんな中、MARSに感染した妊婦が、無事出産したことがわかりました。世界初の例だそうです。
23日に無事出産したこの女性は、109番目の感染者でした。女性は病院で隔離治療を受けていましたが、22日に完治と診断され、一般病棟に移されました。翌日、帝王切開で男の子を出産しました。
韓国保健福祉部 Kwon Deok-cheol氏
「6月22日午前 隔離が解除され、産婦人科に移動し、本日(23日)午前4時34分に出産しました。母子とも健康です」
韓国の「中央日報」によると、女性は5月27日、母親の見舞いにソウルのサムスン病院を訪れましたが、14番目のMERS感染者が近くにいたことで、MERSに感染しました。
25日現在、韓国のMERS感染者は新たに増え、180人となっています。67人が完治して退院し、3103人が隔離対象者となっています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com.tw/b5/20150624/video/151271.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/李)